生豆の保存
コーヒーの生豆は焙煎後の豆よりも保管が簡単です。
『直射日光をさけ風通しのよい涼しい場所で保管してください。保管期間も制限はありません。』
ワインのように数年寝かせて生豆の水分を減らし(オールドクロップ)マイルドな豆に育てる飲み方もございます。深煎りで酸味の無いコーヒーがお好きな方に向いています。
<よくあるお客様の質問>
Q1.保存時の容器は?
A1.購入時の袋のままでも、入れ物に入れ替えてもどちらでも大丈夫です。専門業者は15℃程度の定温で管理していると聞いております。(一般家庭においては、そこまでする必要は特にないと思います)
Q2.生豆の賞味期限について?
A2.基本的にはあまり気にする必要はありません。半年、1年と大丈夫です。(上記保存方法参考)1年を過ぎてくると酸味や香りも少しずつ減少していきます。
浅煎りやスペシャリティーコーヒーがお好みの方は保管期間にお気をつけ下さい。年月をかけて美味しくなるものではないので、早目に消費する事が一般的です。
Q3.生豆は酸化しないのですか?
A3.厳密にいうと酸化はあると思いますし、経年劣化もあると思います。
ただ焙煎豆と違い、生豆の劣化は保存状態が良ければ、半年や1年では明確な違いが出にくいです(というかほぼ無い)
*保存状態悪いor数年経っている豆については別です。
Q4.焙煎前に生豆を水洗いする必要ありますか?
A4.弊社では、生豆の水(お湯)洗いは、特に推奨していません。が、絶対にNG言う訳でもございません。
弊社が把握する限りでは、多くのロースターさんは洗わない方が多いようです。
一般的に水洗いするメリットは、汚れが落ちるという事です。また、人によっては焙煎しやすくなるという意見もあります。
水洗いのデメリットは、そもそもの手間、水洗いによる成分流失(香や味が抜ける)、その後の管理(そのまま放置するとカビ発生す ることも)など。
お客様によって、判断が分かれる所です。
<いりたて名人・エコセロについて>
Q5.IHで使用できますか?
A5.IHでは使用できません。電熱コンロでは使用可能です。ガスもしくは電熱コンロにてご使用ください。
Q6.日頃の手入れは?
A6.気になれば乾拭き程度で問題ありません。水洗いも可能ですが都度は必要ないかと思います。
Q7.重さは?
A7.いりたて名人300g前後、エコセロ400g前後(すべて職人による手作りなので誤差はあります)なので、重くなく誰でも簡単に焙煎できます
Q8.最大どのぐらい焙煎できますか?
A8.いりたて名人は付属のスプーンで山盛り3杯まで(60g~70g)
エコセロで生豆の焙煎の場合は120gまで(慣れてくると150g焙煎する事もできます!)エコセロでカカオ生豆は150g
<焙煎について>
Q9.薄い皮のようなものがでますが?
A9.渋皮=チャフといいます。
チャフについては弊社では、「ある程度取り除く事は良いが、神経質になる程ではない」という見解です。
チャフは渋み(苦み)をもたらします。なので取り除くことでクリアな味に近づきます。
一方、コーヒーは渋み(苦み)の飲み物でも有りますので、結論好みの問題となります。
お手間かもしれませんが、
・チャフを頑張って取り除く、
・そのままチャフ入り
2つを飲み比べしても面白いと思います!
Q10.焙煎豆の保存方法
A10.焙煎後1週間程度で飲み切る分には、あまり気にする必要はございませんが、酸化は、温度・湿度・光に影響を受けるので、この点に気を付けて保存してもらえればベターです。
冷蔵庫の保管は、他の食品の香りを吸収してしまうのでおススメはしておりません。(完全密封なら別)
〈各生豆の焙煎度合い〉
Q11.:○○生豆のオススメ焙煎度合いを教えてください
A11.最も悩ましいご質問の1つです(汗)
コーヒーの好み(焙煎度合い)は、人それぞれ!!という事です(当たり前なのですが、、)家庭焙煎の大きなメリットの1つは、焙煎度合いを自由にコントロールでき、ご自身の最も好む味を見つけ作り出せる子供です☆
ぜひ、同じ豆で焙煎度合いを変え味や香りの違いをお楽しみください♪
豆で7日、粉で3日、たてて30分。
*期間を過ぎてもお飲みいただけますが、コーヒー本来の栄養や美味しさは酸化に弱いです。
ぜひ、最高の状態でお召し上がりください。
密閉した袋や容器に入れ保管してください。